〒939-8216 富山県富山市黒瀬北町1丁目
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卒園式は子どもの衣装に注目が集まりますが、親御さんの服装にもルールがあります。
卒園式の主役はお子様なので、親御さんはお子様より目立つ華美な装いをしてはいけません。
上品で落ち着いた雰囲気になるよう心がけましょう。
お子様が主役で目立ってはいけないからと言って、普段着のままというのもいけません。
また、お着物を着る際もカジュアルな着物ではいけません。フォーマルな場で着る着物を選びましょう。
卒園式は、黒やグレーなどのダークカラーのスーツで出席されるママが多いです。
ダークカラーのほうが厳粛な雰囲気の卒園式にピッタリです。
和装の場合も暖色系・寒色系ともに淡い色のほうがおすすめです。
柄も無地か小さめの柄ぼほうが主役のお子様を引き立ててくれます。
着物にもお祝いの行事に着るものと普段着るものがあります。
卒園式はお祝いの行事のため、訪問着・付け下げ・色無地の中から選ばれると良いでしょう。
特に、卒園式では、色無地がおすすめです。
色無地は、模様が入っておらず一色の色で染められた着物のことで、格もあり、模様が入っていないため控えめで一歩下がった装いとなり、お子様を引き立ててくれます。
卒園式にぴったりの袋帯(二重太鼓)
帯は、お祝い事ですので袋帯にします。
帯結びは、二重太鼓がおすすめです。
お太鼓部分の帯が二重になっており、結婚式や入学式などフォーマルな場で結ぶ品格のある帯結びです。
華やかに見える二重太鼓の変わり結びをするということもありますが、主役はお子様なので、お母さまはシンプルでかつ品格もある二重太鼓がおすすめです。
綸子の帯揚げ
平組の帯締め
帯揚げは、綸子の帯揚げがいいでしょう。カジュアル向きのちりめんの柄物や総絞りは避けてください。
わかる人が見るとせっかく着物と帯がしっかりしていても残念な印象になってしまいます。
帯締めは、平組という平らな帯締めが良いです。金糸や銀糸を使用しているものでも使用していないものでもどちらでも結構です。
帯揚げや帯締めの色は着物の柄の中から選ぶと全体のコーディネートがまとまります。
帯揚げや帯締めは着物や帯と比べると少ししか見えませんが、コーディネートのアクセントや調和に欠かせないのしっかり選びましょう。
リバーシブルの重ね衿
いろいろな組み合わせで使用できます
重ね衿はあたかも着物を二枚重ねて着ているように見せる衿のことです。伊達衿ということもあります。
昔、礼装の時ほど着物を襲ねて着る習慣がありました。現代では、着物を襲ねて着ることはありませんが、その名残として重ね衿はあると言われています。
卒園式の際に重ね衿は必須ではありません。
個人の好みもありますので、してもしなくても結構です。
重ね衿をする際は、振袖用の華美なものではなく、無地や地紋が入ったものを選びましょう。
色は、着物に入っている柄もしくは帯揚げ・帯締めの色に合わせると良いでしょう。
少ししか見えませんが、重ね衿の色によってお顔映りも変わるので、お顔映りの良い色にするといいです。
金糸の刺繍が入った半衿
半衿は白地もしくは白地に金や銀の刺繍が入ったものが良いです。
刺繍が入っているものは衿もとを華やかにしてくれます。
また、すっきりと着たい方は、白の無地がおすすめです。
色がついたものやカジュアルな印象の刺繍が入ったものは小紋などの普段着の着物に用いるものなので避けましょう。
付け下げのコーディネート
水色に花の模様が入った付け下げ。
付け下げは訪問着に比べ柄も少なくシンプルですっきりした印象のため、卒園式にふさわしいです。
お子様が主役の卒園式なので、お母さまの着物はこれくらい落ち着いていてもいいですね。
帯はクリーム色の袋帯でとても上品な雰囲気になっています。
帯揚げ・帯締めは、着物の花のピンク色に合わせてピンク系の色をコーディネート。
水色の着物でシンプルですが、ピンク色の差し色でかわいらしさもプラスしました。
クールに仕上げい方は、濃い青色などの寒色系の帯締めをすると引き締まった印象になると思います。
帯揚げ・帯締めの色を変えるだけでも印象は変わりますので、ご自身に合ったコーディネートをしてみてください。
卒園式でのママの着物コーディネートいかがでしたでしょうか。
皆様、お持ちのお着物は異なりますので、一つの例として参考になればと思います。
KIMONO STYLE イロドリでは、出張着付けの際に着物のコーディネートのご相談も承っております。
お持ちお着物をどの帯と合わせればいいのか? 帯揚げ・帯締めはどの色にしたら良いのか?など
ご心配やご不安な点があればご相談ください。
また、自分で着物を着られるようになりたいという方は着付け教室にてお待ちしております。
お子様の成長に合わせて、お宮参り・七五三・卒園式・入学式・卒業式などの着物を着て出席する行事が多くあります。
その際、自分で着物を着たいと着付けを習い始めたという方もいらっしゃいます。
一度、しっかり着付けを身に着けることによって長く着物を着ていただけるので、この機会にぜひ着付けを習ってみませんか?
無料体験レッスンもございますので、お気軽にお越しください。
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