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着物 お役立ち情報

入学式 ママの着物コーディネート

入学式はお子様の新たな生活のスタートとなる節目の日となります。
 
晴れやかなこの日に着物を着ようと思われている方も多いのではないでしょうか。
 
実際に、卒業式より入学式のほうが着物を着られる方を多く、着付けのご依頼も多いです。
 
富山県内でも地域によっては、ほぼ100%のママが着物を着るところもあります。そのため、洋装で出席されるほうが目立つそうです。
 
入学式に着物で出席したいけど、
どんな着物を着たらいいのか?
帯や小物は何を合わせればいいのか?
など不安なこともあるかと思います。
 
そこで、入学式にふさわしい着物の選び方、帯の選び方、小物の選び方、おすすめのコーディネートなどをご紹介します。

入学式に相応しい親の服装とは?

入学式での親御さんの服装にもルールがあります。

  • 1
    親は子どもより目立ってはいけない

入学式の主役はお子様なので、親御さんはお子様より目立つ華美な装いをしてはいけません。

上品で落ち着いた雰囲気になるよう心がけましょう。

  • 2
    カジュアルな装いはNG

お子様が主役で目立ってはいけないからと言って、普段着のままというのもいけません。

また、お着物を着る際もカジュアルな着物ではいけません。フォーマルな場で着る着物を選びましょう。

  • 3
    色は年齢に合った色がおすすめ

入学式と言っても、小学校、中学校、高校によって親御さんの年齢層も異なり、年を重ねるごとに似合う色も変わってきます。

スーツを着るママも多いですが着物の場合は、式にふさわしい落ち着いた色に年齢を加味して決めるといいでしょう。

小学校の場合は、淡いピンクや水色

中学校の場合は、クリーム色や淡い緑色

高校の場合は、淡い色もいいですが、紺色や茶色などダークカラーでもいいと思います。

そのときの年齢や好みに応じて、式の雰囲気に合わせた着物や帯をコーディネートしましょう。

着物の選び方

着物にもお祝いの行事に着るものと普段着るものがあります。

入学式はお祝いの行事のため、訪問着・付け下げ・色無地の中から選ばれると良いでしょう。

特に、入学式では、訪問着がおすすめです。

訪問着は、絵羽模様が入っており、華やかで入学式に花を添える装いとなります。

帯の選び方

卒園式にぴったりの袋帯(二重太鼓)

帯は、お祝い事ですので袋帯にします。

帯結びは、二重太鼓がおすすめです。

お太鼓部分の帯が二重になっており、結婚式や入学式などフォーマルな場で結ぶ品格のある帯結びです。

華やかに見える二重太鼓の変わり結びをするということもありますが、主役はお子様なので、お母さまはシンプルでかつ品格もある二重太鼓がおすすめです。

小物の選び方

帯揚げ・帯締め

綸子の帯揚げ

平組の帯締め

帯揚げは、綸子の帯揚げがいいでしょう。カジュアル向きのちりめんの柄物や総絞りは避けてください。

わかる人が見るとせっかく着物と帯がしっかりしていても残念な印象になってしまいます。

帯締めは、平組という平らな帯締めが良いです。金糸や銀糸を使用しているものでも使用していないものでもどちらでも結構です。

帯揚げや帯締めの色は着物の柄の中から選ぶと全体のコーディネートがまとまります。

帯揚げや帯締めは着物や帯と比べると少ししか見えませんが、コーディネートのアクセントや調和に欠かせないのしっかり選びましょう。

重ね衿

リバーシブルの重ね衿
いろいろな組み合わせで使用できます

重ね衿はあたかも着物を二枚重ねて着ているように見せる衿のことです。伊達衿ということもあります。

昔、礼装の時ほど着物を襲ねて着る習慣がありました。現代では、着物を襲ねて着ることはありませんが、その名残として重ね衿はあると言われています。

入学式の際に重ね衿は必須ではありません

個人の好みもありますので、してもしなくても結構です。

重ね衿をする際は、振袖用の華美なものではなく、無地や地紋が入ったものを選びましょう。

色は、着物に入っている柄もしくは帯揚げ・帯締めの色に合わせると良いでしょう。

少ししか見えませんが、重ね衿の色によってお顔映りも変わるので、お顔映りの良い色にするといいです。

半衿

金糸の刺繍が入った半衿

半衿は白地もしくは白地に金や銀の刺繍が入ったものが良いです。

刺繍が入っているものは衿もとを華やかにしてくれます。

また、すっきりと着たい方は、白の無地がおすすめです。

色がついたものやカジュアルな印象の刺繍が入ったものは小紋などの普段着の着物に用いるものなので避けましょう。

おすすめコーディネート

色無地

色無地のコーディネート

藤色の色無地。

寒色系の淡い色で、上品さもありつつ、控えめなので入学式にふさわしい色です。

帯は、金色の袋帯。ピンクとブルーも入っており華やかな帯です。

帯締めと帯揚げは、春の新緑をイメージして黄緑色でコーディネート。

着物が一色のため、帯揚げや重ね衿で少し色味を足してあげるとまた少し違った印象になります。

淡いピンク色の色無地もおすすめです。

訪問着

訪問着のコーディネート

黄色と藤色のグラデーションの訪問着。桜の絵羽模様が入っており、入学式にぴったりです。

ちなみに、桜柄の着物は、桜が満開になる前に着るとよいという話もあります。着物は、先取りがおしゃれですので、桜が咲く前、遅くても満開になる前に着る柄と言われいます。

ただ、そのような話を知っている人が入学式に何人来ているでしょう。

たぶんほとんどの方はご存じないでしょう。

また、その柄をいつ着るのべきなのかを気にしているとなかなか着れないものです。

そのため、私は、着物は着る方が好きな着物を着ていいと思っています。洋服と同じで、最低限のTPOを守っていれば、着たい着物を着てほしいです。

帯は”さはり”という織りの袋帯でとても上品な雰囲気になっています。

帯揚げ・帯締めは、着物の花のピンク色に合わせてピンク系の色をコーディネート。緑色や濃い紫色などを合わせてもいいです。帯揚げ・帯締めの色を変えるだけでも印象は変わりますので、ご自身に合ったコーディネートをしてみてください。

まとめ

入学式でのママの着物コーディネートいかがでしたでしょうか。

皆様、お持ちのお着物は異なりますので、一つの例として参考になればと思います。

ちなみに、着物のいいところの一つとして、一着持っていると年齢を重ねて体型が変化しても着られるということです。洋装のスーツやドレスはサイズに加えて流行りもあり、数年後には着られなくなってしまいます。

着物は、一枚の布を羽織り、体を包み込むように着用します。むしろ、少しふっくらしているほうが着物が似合うのです。また、着方によっては細く見えるようにすることも可能です。

小学校の入学式、中学校の入学式、高校の入学式と何度でも同じ着物を着ることもできます。

KIMONO STYLE イロドリでは、出張着付けの際に年齢に合わせた着物のコーディネートのご相談も承っております。

お持ちお着物をどの帯と合わせればいいのか? 帯揚げ・帯締めはどの色にしたら良いのか?など

ご心配やご不安な点があればご相談ください。

また、自分で着物を着られるようになりたいという方は着付け教室にてお待ちしております。

お子様の成長に合わせて、お宮参り・七五三・卒園式・入学式・卒業式などの着物を着て出席する行事が多くあります。

その際、自分で着物を着たいと着付けを習い始めたという方もいらっしゃいます。

一度、しっかり着付けを身に着けることによって長く着物を着ていただけるので、この機会にぜひ着付けを習ってみませんか?

無料体験レッスンもございますので、お気軽にお越しください。

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